瀬戸康史「『イカす』って何?」『まんぷく』出演者が“おなまえギモン”

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古舘伊知郎が「名前」にまつわる驚きの物語を紹介していく番組『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!』(NHK総合、毎週木曜19:30~)。10月25日の放送は、連続テレビ小説『まんぷく』に出演する瀬戸康史と岸井ゆきのから高度成長期に関するさまざまな“おなまえのギモン”が届く。

『まんぷく』は、安藤サクラと長谷川博己が演じる即席ラーメンを発明した夫婦の敗者復活の物語を描いており、ドラマのクライマックスは高度経済成長期になる。実はこの高度経済成長期は、高速道路や即席ラーメン、東京タワーなど、今もなじみのあるものが数多く誕生し、新しいお名前・新語・流行語が生まれた時代だ。そこで、今回は『まんぷく』の出演者に、高度経済成長期に関するさまざまな“おなまえのギモン”をあげてもらう。

瀬戸からは、この時期に生まれた流行語「『イカす』って何?」という疑問が。実はこの「イカす」は、その後「イケてる」「イケメン」となって今も使われているという。漢字で書くと「行かす」になるが、そもそもどんな意味なのか?

また、岸井からは「即席ラーメンは世紀の大発明といってもいいものなのに、なぜ『即席』という、ちょっと安っぽい感じのするお名前がつけられたのか」という疑問も。番組取材班は「即席」という意味を徹底調査すると、元々最高のほめ言葉だったという。しかし、「即席」は、スピード感とコストパフォーマンスを求める高度経済成長期という時代の要求で氾濫し、意味が変わっていったらしく……。

高度成長期は、ものが大量に生まれたことで新語もたくさん生まれた「高度おなまえ成長期」だったことが判明。これから『まんぷく』が向かう時代を“お名前目線”で読み解けば、ドラマのクライマックスがより楽しめるかも。