プーチン大統領&習近平主席の狙いとは?池上彰が斬るワールドカップの思惑

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プーチン大統領&習近平主席の狙いとは?池上彰が斬るワールドカップの思惑

そして32チーム中、池上が最も注目したのがアイスランド。歴代ワールドカップ出場国の中で最も少ない人口35万人の小さな国で、しかも1年の半分は気温が氷点下というサッカーをするには厳しい環境をものともせず、今大会優勝候補のアルゼンチンや準優勝のクロアチアを苦しめる活躍を見せた。

この強さの秘密について、番組MCの勝村政信は「8人が完全に引いて守りを固めた。普通は攻められ続けると疲弊していくが、彼らは“攻めさせている”と考え、メンタル的にも体力的にも疲労が少なかったのではないかと言われている」と弱者の戦術の徹底が結果に結びついたと分析。

それを聞いた池上は、「なんでアイスランドという名前になったか知っています?」と周囲に質問。「昔、近くを通りかかった船が氷河に覆われているのを見て“アイスランド”と呼んだことがきっかけで、その名前にすれば“あんなところに行っても何もないよね?”と思われて、国防で都合が良いと考えたらしい」と説明。すると、番組アナリストの都並敏史は「そのスタイルを国中が認めて、みんなでバイキングクラップをしてチームを応援する。みんなが誇りを持っている」とその強さのルーツに感心していた。

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