史上初、ドラマ本編とCMが融合!フジ、アドフュージョンドラマを深夜放送

フジテレビでは、史上初の広告融合型コンテンツ・アドフュージョン(広告融合)ドラマが誕生。6月20日(水)24時30分から『名探偵コジン~突然コマーシャルドラマ~』と題し、放送されることがわかった。

アドフュージョンとは、広告と融合することでメインコンテンツの魅力を更にアップさせるという新しい広告の手法。本作は、このアドフュージョンの考え方を取り入れた史上初のアドフュージョンドラマとして、フジテレビが電通と企画、制作した作品となる。ドラマ本編の中に「広告」=「CM部分」を組み込んでしまうという、画期的な演出でストーリーを制作。CMチャンスという既存の考えを覆すだけでなく、CMもドラマの一部として楽しめるため、メインコンテンツであるドラマ本編がより魅力的な内容となる。もちろん、CM中もドラマのストーリーは展開し続けるため、放送中は、テレビ画面から一瞬たりとも目を離す暇はない、新感覚のノンストップドラマとなっている。なお今回は、サントリーホールディングス(株)、エクスコムグローバル(株)、LINE(株)の3社がスポンサーとなった。

ドラマの舞台は荒天の中、周りから隔離された山奥のペンション。この場所を訪れた私立探偵・萩原礼一は殺人事件に遭遇するが、なんと被害者は萩原本人だった。故人(コジン)となった主人公・萩原は、どう事件を解決するのか? 名探偵本人が事件の被害者になってしまうという奇想天外なストーリーを、「ドラマ本編の中にCMを融合させる」という新しい手法で描き出す。

浮気調査など小さい依頼ばかりを請け負う、見栄っ張りで気が小さい萩原を演じるのは、役者としてミュージシャンとしてマルチな活躍を見せる金子ノブアキ。また、萩原が一目惚れする美人フードコーディネーター・間宮紗良役には、演技力にも定評がある実力派女優の佐津川愛美が、さらに萩原がタッグを組むことになるキーパーソン・神山結子役を若手の有望株として注目されている北香那が務める。さらに、滝藤賢一がストーリーテラーとして番組内の随所に登場し、上質なドラマの世界感を演出。このドラマのみどころ&広告の楽しみ方などを視聴者の皆様に伝える。果たして、“名探偵コジン”となった萩原は事件を解決できるのか。

金子は「今までにない形のドラマで、『面白いこと考えたな』と思いました。参加できて、自分自身の経験としても面白いなと思いましたね。相手から見えない幽霊の役というのもユニークでしたし、ふざけた部分があったり、真面目なトーンになったり“全部のせ”という感じで、今まで演じたことのない役でした。腰を据えた作品というよりも実験的な部分も多い作品だと思ったので、そういう空気感もちゃんと伝わればいいなと思いました。CMとドラマ本編を一緒に撮るというのも初めてで、色々と面白い経験でした。チャレンジ精神が伝わってきましたね。今後にも繋がってくれればと思いますし、将来何か大きな潮流が生まれた時に自慢したいですね(笑)。視聴者の皆さんにはぜひ超くだらない脚本とお芝居を面白がって、気楽に楽しんでいただければと思います。視聴者、スタッフ、関係社の皆さんのWIN-WIN―な関係を一緒に楽しんでいただければ」とコメント。

滝藤は「なんて画期的な手法なんだ! 何で今まで誰もやらなかったんだろう? CMをドラマの中に取り入れ、しかもそれがドラマの謎を解く重要な鍵になっているなんて……。よりCMの印象を視聴者の皆様の脳裏に焼き付けることになるのではないか。何かとんでもない、革新的なことが起こりそうで怖いです(笑)。そして私は、『世にも奇妙な物語』のタモリさんポジション? 撮影はあっという間に終わりましたが、プレッシャーに押し潰されました….…。テレテテテ、テレテテテ、テレテテテッテテレテテテ♪ 突然コマーシャルドラマ! 楽しんで見ていただけたら嬉しいです」と語る。

フジテレビ営業局/構想・トータルデザインの明松功は「『CMで何か新しいことできないかな』と、電通の中尾・伊藤両氏とミニ会議を始めたのが今からちょうど1年前。“ドラマ本編にCMを有機的に組み込む”という前例のない試みだけに、準備段階が大変でした。スポンサーが決まらない→脚本が上がらない→キャスティングが進まない→スポンサーが決まらない→脚本が上がらない→まさに負のスパイラル。各所に『たとえば』という便利な言葉を多用しながら我々の熱意だけは伝えさせていただく日々が続きました。そんな紆余曲折があったので、今回ご賛同いただけたスポンサー・出演者・制作スタッフの皆様には心より感謝しております。第2弾、第3弾とシリーズ化できたら嬉しいです」と思いを明かす。

また、フジテレビ編成部/企画の野﨑理は「元『めちゃイケ』プロデューサーで現・営業マンの明松先輩に『こんな番組できたら面白くない?』と相談をもらったのが昨年の秋、それから社内調整や脚本制作など長い準備期間を経て、ようやく視聴者の皆さんに見てもらえる段階に到達し、大変感慨深いです。昨今の状況で、営業と編成の双方から活発的にアイデアを出し合いながら、新たな試みとしてこの番組が生まれたことも意味があると思います。主人公の探偵が”幽霊”という奇想天外なストーリーはもちろん、番組システム全体にもご注目いただきたいです。この番組が、テレビの可能性を変えるきっかけとなり、見てくださった視聴者の方々が『フジテレビが深夜に面白いことをやっているな』と思ってもらえたら本望です」と語っている。