鈴木亮平「演じるのがとてもきつい回だった」『西郷どん』吉之助に子供が誕生するも…

公開:

鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合、毎週日曜20:00~)。5月27日は、第21話「別れの唄」が放送される。

原作・林真理子、脚本・中園ミホによるこの作品は、極貧の下級武士にすぎなかった素朴な男・西郷隆盛(鈴木)が、南国奄美で愛に目覚め、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき「革命家」へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく物語。

第21話「別れの唄」では、吉之助(鈴木)が奄美大島に来て2年が経ち、愛加那(二階堂ふみ)の間に男子が生まれた。吉之助は菊太郎と名づけようとするが、龍佐民(柄本明)は、いつか薩摩に戻る吉之助の子供は菊次郎とすべきと説得する。

その頃、薩摩の国父・島津久光(青木崇高)のもとで頭角を現した大久保一蔵(瑛太)の尽力により、吉之助に召還命令が下る。愛加那に別れを切り出せない吉之助。一方、愛加那はもう一人子を授かっていることを知り……。

公式サイトの「西郷どんの目線」で鈴木は、「演じることが、とってもきつい回でした。すべてのシーンがただただ切なくて、切なくて……。まず大きい出来事は、吉之助さんに子どもが産まれることです。きっと誰にとっても、初めて子どもが産まれるときって、人間が変わる瞬間だと思うんです。『愛情』と『責任感』がどん! と増す。それをこの島で経験したことは、吉之助さんにとっても大きな意味があるんじゃないかと思います。そして物語のカギを握るのは、『朝花節あさばなぶし』という島唄です。すべてがこの歌に始まり、この歌に終わる——。あふれんばかりの感情を、感じていただきたいです」とコメントを寄せている。