入社したら条件が違う…リストラ候補者が陥った“罠”とは?『ヘッドハンター』第6話

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江口洋介が主演を務めるドラマ『ヘッドハンター』(テレビ東京系、毎週月曜22:00~)の第6話が、5月21日に放送。今回は、悪徳ヘッドハンターを追い詰めるため、黒澤(江口)とライバル関係にある赤城響子(小池栄子)が協力し合うことになる。

“働くこと”をテーマにした本格作品を制作する新ドラマ枠「ドラマBiz」の第1弾として放送中の本作には、『ガイアの夜明け』で案内人を務める江口、ナレーターを務める杉本哲太、そして『カンブリア宮殿』でサブインタビュアーを務める小池という、同局の経済番組の“顔”である3人が出演。作中では、労働環境を背景にビジネスの“今”を切り取り、ビジネス人材のスカウトを生業とする、サーチ会社「SAGASU」の社長で、ヘッドハンター界の異端児・黒澤(江口)が、人のため、企業のため、そして自分のために奮闘する姿が描かれている

第6話では、老舗事務機器メーカー「タマル精機」人事部の芥川紘一(宅間孝行)が、会社の業績悪化によりリストラを宣告する日々を送っていた。そんなある日、退社した元上司の川端敏夫(春海四方)が芥川の前に姿を現したかと思いきや、急性心筋梗塞で突然倒れ意識不明の重体になってしまう。川端の妻・妙子は夫が悪質なヘッドハンターに騙され、転職先で悩みを抱えていたらしく、芥川に相談しに行ったのではないかという。助けを求められた芥川は、妙子と共に、業界から悪質業者の一掃を図ろうとしている赤城を訪ねることに。

妙子の話によれば、川端は「新設された部署の部長職が用意されている」「年収1100万円」という殺し文句でヘッドハントされたが、いざ転職すると条件がまったく違ったという。数年前からの大規模なリストラで不安を抱える「タマル精機」社員につけこんだ悪質な“やめさせ屋”の仕業ではと考えた赤城は、連絡をとった黒澤に事情を打ち明け、犯人探しの協力を請う。

自分も疑われていると知り、赤城と手を組んだ黒澤の指示で、秘書の灰谷哲也(杉本)らが調べを進めると、「タマル精機」からこの1年で退職した人の多くがヘッドハンティングによるものだと判明し、さらに響子が島崎剛(野間口徹)というひとりのヘッドハンターが関わっていることを掴む。果たして、リストラ候補者たちがヘッドハンティングされたワケとは?

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