鈴木亮平「魂の揺れ動きを見守って」『西郷どん』18話は吉之助が流人に!

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鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合、毎週日曜20:00~)。5月13日は、第18話「流人 菊池源吾」が放送される。

原作・林真理子、脚本・中園ミホによるこの作品は、極貧の下級武士にすぎなかった素朴な男・西郷隆盛(鈴木)が、南国奄美で愛に目覚め、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき「革命家」へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく物語。

第18話「流人 菊池源吾」では、冬の錦江湾に身を投げた吉之助(鈴木)は奇跡的に生き返るが、藩命により菊池源吾という名で密かに奄美大島に流される。龍家の当主・龍佐民(柄本明)の世話になるが、吉之助の気持ちはささくれていた。そんな中、島人たちは驚くほど貧しい暮らしをしていることに気付いた吉之助は、島の娘・とぅま(二階堂ふみ)から、島人たちが薩摩の過酷な支配により黒糖作りを強いられていることを教えられ……。

公式サイトの「西郷どんの目線」で鈴木は、「月照さんと身を投げた海からひとり生き返ったものの、心は死んだまま。西郷さんご自身が“土中の死骨”と自らを呼んだように、死人同然の状態からいかにしてはい上がるのか? 島の人たちとのふれあい、そして愛加那さんとの出会いを通じて、ゆっくり心が再生していく姿を見てほしいですね」と見どころをアピール。

また、「僕はここまで吉之助さんを生きてきて、“吉之助ならこうする、こうはしない”の軸が僕の中で確立しつつあるんですけど、あえてリセットして島での撮影に挑みました」と当時の心境を明かし、「島での日々を通じて吉之助さんがどう変わっていくのか、僕自身も楽しみに演じています。これまで見たことがないような“やさぐれ吉之助”も登場しますが(笑)、死の状態から立ち上がっていく魂の揺れ動きをどうぞ見守っていただきたいです!」とコメントを寄せている。