「ビズリーチ」のCMやドラマ『陸王』(TBS系)などにも出演し、今注目を集める若手女優・吉谷彩子が、4月28日放送の『おっさんずラブ』(テレビ朝日系、毎週土曜23:15~)の第2話に登場する。
本作は、女好きだけどモテない33歳の主人公・春田創一(田中圭)が突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ“おっさん上司”黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、同居している“イケメンでドSな後輩”牧凌太(林遣都)に告白されることから始まる恋愛ドラマ。4月21日に第1話が放送され、“おっさんたちが繰り広げる恋愛模様”にインターネット上では「おっさんずラブ最高か!」「おもしろすぎて腹筋痛い(笑)」「面白すぎる!」と反響。早くも話題となっているが、その第2話に、吉谷が新居を探しに「天空不動産」に訪れる、春田の地元の後輩・棚橋一紀(渋谷謙人)の妻・陽菜役で登場する。
1991年生まれの吉谷さんは、1996年放送のドラマスペシャル『最後の家族旅行』(TBS)でデビュー。その後経験を積み、現在は「ビズリーチ」のCMで女性社員役を演じるなど、CMやドラマで活躍中だ。第2話の放送を前に、吉谷さんを直撃。本作の魅力はもちろん、初共演となった田中さんや本作の“ヒロイン”である吉田さんについて伺いました。
――出演が決まった時の感想を!
まず、率直に『おっさんずラブ』というタイトルに、おおっ! って思いました(笑)。最初は、おじさんって言われるその年代の方たちの恋愛なのかなと思っていましたが、台本を読んでいくと、あっ、“おじさん同士”の恋愛なんだ、と。これは新しいと思いましたし、また展開も面白くて、この作品に参加することにちょっとドキドキもありました。
――今回、演じられる棚橋陽菜はどんなキャラクター?
田中さんが演じている主人公・春田の地元の後輩・棚橋一紀の妻で、マラソン選手でもあるという役です。なので、ちょっとスポーティーに見えつつ、でも女の子らしさが見えたらと思いながら役作りをしていきました。
――ご自身も陸上が得意と……
はい! 私も中学・高校と陸上部で、結構県大会でいいところまで行ったことがありますので、演りやすさはありました。また特に、“陸上部っぽくしなきゃ”というのは全くなかったので、ナチュラルに演じられたと思います。
――吉谷さんの激走シーンは見られるのでしょうか?
残念ながら、その撮影はありませんでした。あってもよかったんですけど(笑)。私、結構いい走りすると思うんで……。
――撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
現場では、監督からも田中さんからも“好きなようにやっていいから”という感じでした。
もちろん台本通りに進めるのですが、結構アドリブも入れて、好きなように暴れさせてもらったので(笑)、楽しかったです。
――暴れる?
そうですね。あることをキッカケに少し暴れるシーンがあるのですが、みんなでモニターチェックして笑ったりしていました。夫婦喧嘩なのですが、それが結構面白くなっています。
――アドリブは得意なのでしょうか?
芝居に関しては強いと思いますが、こういうインタビューとか、バラエティ番組で話すのは、ちょっと弱いかもしれません(笑)。でも、お芝居に関しては、アドリブは大好きですね。
――この作品は“おっさん同士の恋愛”が描かれていますが……
お芝居っていうのもあるかもしれませんが、意外にすっと入ってきて、何ならちょっと“あ、いいかも!”って思っちゃった自分もいたので(笑)、アリだと思います!
――“ヒロイン”吉田鋼太郎さんについては?
“ヒロイン”吉田鋼太郎さんって、なかなかないですよね……。そんな風に書いてあったら、まず“ヒロイン”が吉田鋼太郎さんってどういう意味だ!? ってなりますからね。普段は、コワモテな感じのイメージがありますが、あんなにコミカルで、あんなに可愛らしい芝居をされていて、もうハマりますよね。可愛いなって思いました。なんであんなに上手いこと乙女心をちゃんと演じているんだろうって、凄いなあって思いました。
――改めて、この作品の見どころを!
おじさん同士ではありますけど、絶妙な乙女心に共感できたりもします。そこに面白さも加わるって、なかなか普段ないテイストの作品ですので、おじさんたちにキュンとしながら、楽しんでもらえればと思います。