現在大ヒット公開中の映画『ちはやふる -結び-』の卒業旅行舞台挨拶ツアーが3月24日、25日の2日間かけて行われ、広瀬すず、野村周平、新田真剣佑が大阪、京都、名古屋の3都市を巡った。

“競技かるた”を題材にした原作コミック『ちはやふる』は、累計2200万部を超える大ベストセラー。2016年に2部作（[上の句][下の句]）として実写映画化され、200万人を超える観客動員数を記録した。その続編で、シリーズ完結編となる『結び』は、3月17日に公開され、24日現在で観客動員57万人、興行収入6.8億円を突破した。

卒業旅行舞台挨拶ツアーの1か所目となる大阪では、『結び』の観客動員数全国ナンバー1を誇る、TOHOシネマズ梅田で約700人の観客に出迎えられ、広瀬は「動員ナンバー1の劇場で皆さんに直接お会いすることが出来て嬉しいです。満席の景色もとても気持ちがいいです。ありがとうございます」と感謝。大阪の印象を聞かれると、「たこ焼きやイカ焼きや、食べたいものがいっぱい！」と述べ、兵庫県出身の野村は、広瀬と新田に関西弁を伝授。広瀬は「しばくぞ、われ！」をチャーミングに、新田は「なんでやねん！」と定番のツッコミを披露した。

劇場には、くいだおれ太郎が本作の大ヒットを祝って駆け付け、かるたを払う動きも披露。野村は、「道頓堀で太鼓を叩いているイメージでしたが、今日は梅田まで歩いて来てくれたんですね！」と喜んだ。

2か所目の京都では、“お花見発祥の地”としても知られる、神泉苑を参拝。出迎えてくれた舞妓2人と記念撮影を行い、3人で“願いが叶う”と言われている「法成橋」を渡り、映画の更なる大ヒットを祈願した。

2日目は、広瀬と野村の2人で名古屋へ。TOHOシネマズ赤池での舞台挨拶では、名だたる戦国武将を排出する名古屋らしく、「武将隊」の織田信長、加藤清正、足軽の踊舞が登場。織田信長からあんかけパスタ、手羽先などの名古屋メシや、オススメの名古屋城最新スポットなどを沢山勧められ、広瀬は「知識量がすごい！」と感嘆の声をあげた。

さらに、『ちはやふる』を応援する武将隊の熱量に、野村も「映画に出演されていたんじゃないかと思うくらいの熱さ」と感動。最後には、満席の観客の皆さんと一緒に全員で「ちはやふる、天下獲るぞー！」と大きな声を上げ、本作の更なる大ヒットを誓っていた。