鬼才・横尾忠則のアートと華麗なる交遊録に爆笑問題が迫る

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9月27日の『探検バクモン』(NHK総合、毎週水曜20:15)は「横尾忠則 めくるめく濃密アートの海原へ!」を放送。81歳の今も第一線で活躍する世界的な美術家・横尾忠則本人とともに「横尾忠則現代美術館」を探検する。同番組は爆笑問題のふたりが毎回、普段は入れないところに潜入し、外からはうかがい知れないディープな裏側を探り出す教養エンターテインメント。

今回は、進化を続ける美術界のレジェンド・横尾の5000点にも及ぶ作品・資料を収蔵する「横尾忠則現代美術館」が舞台。横尾は20代からグラフィックデザイナーとして活躍していたが、40代半ばに突然「画家」へと職業変更。そのきっかけとなったのがNYで見たピカソの展覧会。毎日のように画風が変わり今日したいことをやっているピカソの生き方に衝撃を受けたという。実は太田も行き詰まっていたときにピカソ展へ足を運び開眼した経験があり、すっかりふたりは意気投合! 意味や常識、オリジナリティの呪縛からもとことん自由なヨコオワールドの深奥へ分け入る。さらに三島由紀夫にジョンレノン、ボブディランなど各界の天才の名が飛び交う交遊録も伝説だらけ。まさかのYMO4人目のメンバーだった!? という仰天エピソードも登場。

過去の偉大な仕事の痕跡をふりかえることなく、自分の入院すら創作の糧にしてしまう横尾のとらわれない自由な生き方の極意とは? 芸術の鬼才・横尾忠則の“アートな生き様”に漫才の鬼才・爆笑問題が迫る。