落語マニアの東出昌大、春風亭一之輔らと4夜にわたり魅力を紹介

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落語に魅せられた東出昌大らが出演する『落語ディーパー!〜東出・一之輔の噺(はなし)のはなし〜』(Eテレ、23:00)が、7月31日、8月7日、21日、28日の4夜にわたって放送される。東出とともに番組を進めるのは、気鋭の真打ち・春風亭一之輔、落研出身のNHKアナウンサー・雨宮萌果、そして未来の名人・二ツ目、柳亭小痴楽、柳家わさび、立川吉笑。落語の「面白さ」と「奥行き」を楽しく伝え、魅力を体感してもらう。

落語ブームが起きている今、首都圏の落語会は10年前の2倍。落語家の数も過去最多だという。それを支える大きな理由は20代、30代の新しいファンが急増していること。現代の若い世代をもとりこにする落語の醍醐味とは何か? 300年以上の歴史の中をもつ落語が人々を楽しませるために築き上げてきた「噺」と「方法」を、「目黒のさんま」や「大工調べ」など毎回一つの名作落語を題材にして、ディープなトークと実演で徹底分析。見た後には紹介した演目をフルで聴きたくなり、うんちくを誰かに話したくなるかも?

7月31日の第1夜は、東出が大好きな演目のひとつ「目黒のさんま」を紹介。遠乗りに出かけた殿様が行った先の目黒で空腹を訴えて、旬のさんまを食べ、庶民の味にはまってしまう。さんまの美味を表すのに落語家はどんな工夫をこらすのか? 世間知らずの殿様のキャラに込められた人々の批判精神とは? そもそも目黒とさんまの組み合わせって? 名演のお宝映像も交えながら、入門からより深いツボまでトーク。最後に柳家わさびがライブで実演する。