有吉弘行が怖すぎ!?心を折られた後輩芸人たちがイップスを訴える

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フジテレビのエンタテインメントサービス『FOD(フジテレビオンデマンド)』で配信中のオリジナルバラエティ番組『有吉ベース』に、太田プロのイップス(精神的な影響で力を発揮できない状態)に悩む芸人たちが出演。番組MCの有吉弘行が怖すぎるあまり、様々な“有吉イップス”に悩まされる後輩芸人たちが集結した。

過去に有吉にマジギレされたことによってトラウマを抱えている西堀亮(マシンガンズ)、牧野太祐(ぐりんぴーす)、松崎克俊(やさしい雨)、山野拓也(ブラックパイナーSOS)、かねきよ勝則(新宿カウボーイ)の5人が、本来持つ力が出せなくなったと訴えかける。

収録がスタートするなり萎縮する後輩たちに向かって有吉は「“イップスです”みたいな演技をしているのが面白くない」と出鼻をくじくような発言でプレッシャーを与え、さらに押し黙るメンバーに向けて「立て直すのに時間がかかる。その辺が素人だな」と辛辣なコメントを浴びせる。

異様な空気が流れる中、それぞれがイップスになった理由を紹介。かねきよは、有吉がMCを務めるラジオ番組のアシスタントとして出演し、有吉のトーク中にボケを入れていたところ「今は俺一人で喋っているところなんだわ。このトークができなくなった。一旦CMです」と言って放送を中断したという。そして、CM明けもボケを入れていたかねきよだったが、有吉に「ちょっと待て。お前がワァワァやりたいのはわかるけど、お前のボケは邪魔なんだよ」と断罪され、そこから残りの1時間は一言も喋らずに番組は終了。さらに番組のラストに「来週来るかはお前が決めろ」と言われ、翌週は普段より2時間以上早くスタジオ入りし、スタッフと打ち合わせを実施。その際に「喋らなくても良いんじゃないか?」という話が出るほどに追い詰められ、それ以来、ボケることができなくなったという。

このエピソードに対して有吉は「ボケられないと言っても。ボケたところで……というのもあるし」と語り「それ(喋らない)で良いと思っている」とバッサリ切り捨てる。一方、かねきよは「芸人としてやってるので、ちょっとでも何か残さないと……」と訴えかけるが、「だったらイップスなんて言ってる場合じゃないだろ」と鋭いツッコミを受けていた。

そのほか、山野は同じラジオ番組のアシスタントを担当した際、変顔の写メを撮ってツイッターに載せるのが定番となったが、ネタに困り果てて“有吉”という文字を残して坊主にしてしまい、本気でダメ出しを受けたというエピソードを披露。松崎は、箸の持ち方が汚すぎて、飲み会中に2時間にわたり講習を受けさせられた出来事、牧野は有吉にマジギレされたことが怖くて1日を振り返ることが出来なくなり、2年間欠かさず続いていた日記が途切れたこと、西堀は番組の打ち上げで「面白くない」と責め続けられ号泣したエピソードなどを訴えかけた。もちろん有吉も黙ってはおらず、松崎の箸の持ち方に対して「食リポをやりたいと言っているのに箸の持ち方が汚いんじゃ話にならない。それを2時間やってもダメだったということだろ」と、真っ向からぶつかっていくなど議論は白熱していく。

それぞれの話を聞いた有吉は、「俺だってお前らにイップスだもん。上手く使えねーよこんなメンツ」と吐き捨てながらも、彼らのイップスを克服するために、それぞれにお題を出してトークを進行。終盤、西堀が体を張った勝負に出ると「これは楽しい」と満足げな表情を見せ、後輩芸人たちもイップスを克服していた。

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