希代の作詞家・阿久悠さんが「一番大事に思う事」とは?

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7月8日放送の『NHK映像ファイル あの人に会いたい』(NHK総合、毎週土曜5:40~)は、作詞家の阿久悠さんを特集する。同番組は、NHKに残る膨大な映像音声資料から、歴史に残る著名な人々の叡知の言葉を今によみがえらせ永久に保存公開する「日本人映像ファイル」を目指すプログラム。

2007年8月に亡くなった阿久さん。「また逢う日まで」「狙いうち」「津軽海峡・冬景色」「時の過ぎ行くままに」という名曲の数々……。演歌、アイドル歌謡曲、フォークソング、コミックソング、アニメソング、CMソングなど幅広いジャンルで次々とヒット曲を生み出し、手がけた楽曲は5千曲を超えるとも言われる。「時代を思い出す最初の扉が、歌であればいい」。作詞で一番大事に思う事はと問われ、時代と答えた阿久さん。学生運動からバブルまで、常に時代と向き合い、時代を語り続けた希代の作詞家の素顔に迫る。