ベニシア流、ヨモギと黒豆のパウンドケーキの味は?

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豊かな自然に囲まれた京都・大原で手作り暮らしを楽しむ、イギリス貴族出身のベニシア・スタンリー・スミスさんのエコライフスタイルを紹介する『猫のしっぽ カエルの手』(Eテレ、毎週日曜18:00~)。6月3日は、『猫のしっぽ カエルの手 2017 ~京都大原 ベニシアの手づくり暮らし~』と題して2017年春の暮らしぶりを紹介する。

雪深い冬をしのいだ庭には、春の訪れを告げる水仙の花が咲いた。家の前の野原にコスモスの種を植える。秋を彩る花々を思い描きながら、一粒一粒、丁寧に植えていく。穏やかに晴れ渡った空の下、大原を散歩するベニシアさん。散歩中に採集したヨモギを使い、ヨモギと黒豆のパウンドケーキを作る。畑仕事を手伝ってくれるのは、この春高校3年生になった孫のジョー君。この日は、ベニシアさんが“日本のハーブ”として大切にしているネギの苗を植える。

そして、満開の桜に誘われてやって来たのは、手づくりにこだわる若者たちが立ち上げたマーケット。オーガニックの野菜やパン、ハンドメイドの工芸品などが並ぶ。そこで出会ったのは木工作家・みやざき眞さん。夫婦で移住してきたという彼らは、大阪・岸和田の古民家に併設した工房で、食器や小物等、暮らしの道具を作っている。