桂ざこば、故・やしきたかじんさんとの“絶縁”の理由を告白

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関西バラエティー界の重鎮・桂ざこばが、弟子の桂りょうばと、5月27日放送の『おかべろ』(カンテレ、毎週土曜14:24~)にゲスト出演。数々の“怒りのエピソード”が明らかにする。

この番組は、テレビ局近くのダイニングバーを舞台に、常連客のナインティナイン・岡村隆史と店主・ロンドンブーツ1号2号・田村亮が、有名人から“ここだけ”の話を引き出していくシチュエーショントークバラエティー。

今や全国的な知名度を誇るざこばだが、岡村や亮は“ざこば師匠は、東京が嫌い”というイメージが強いと言い、そのきっかけを掘り下げていくことに。するとざこばは、東京の番組に出演した際の怒りのエピソードを語り始める。

およそ50年前。ざこばが初めて東京の番組に出演すると、当時は関東で関西弁を話す人は珍しかったそうで、収録中「おおきに!」とざこばが言った際、スタッフが「“おおきに”だって!」と、関西弁を揶揄するようなリアクションをしたそう。するとざこばは「“だって”という言葉に、ムカムカ~ッとした」と、当時を思い出し怒りのボルテージを上げていく。

さらに、毎週泊まっていた東京のホテルでは、食事中のざこばのある行動について、近くにいたボーイが笑ったそう。その失礼な態度が気に食わなかったと言い、ボーイに反省文まで書かせたのだとか。「怒らな、しゃーないやろ!」と当時を振り返るざこばに、岡村も亮も苦笑してしまう。

歯に衣着せぬ物言いで、時には大御所に対しても物申すざこばだが、故・やしきたかじんさんとは、約3年間絶縁していたと明かす。たかじんさんが司会を務める番組で、たかじんさんの歌収録などで時間が押し、収録開始まで1時間以上待たされたにも関わらず、本人から謝罪がなかったため、怒りに火がついたのだとか。

結局、収録中にスタジオから出て行ったというざこば。その話を聞き、あ然としてしまった亮と岡村は、「そこはこらえて、とりあえず収録は終わらせると思う」「終わった後に、“アカンで!”って言うかな~」と、それぞれ思わず苦言を呈す。年下2人の感想を聞いたざこばは、「この歳やったら、そんなことせ~へんけどな。あれは若かったんや~」と、当時を反省する。