営業時間は深夜の3時間だけ!京都・祇園の幻のラーメンの新展開にラヲタが歓喜!

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5月1日に放送された読売テレビの朝の情報番組『朝生ワイド す・またん!』が関西ラーメンファンの間で話題になっている。

月1回ほどのペースで話題のラーメンを“森ちゃん”ことキャスターの森たけしとラーメンブロガーの釈京子がナビゲートする「森ちゃんの関西ラーメンファイル」。

関西のラーメンファンの間で話題になったのが、「京ラーメン さだかず」。京都の祇園という全国的にも有名な場所にありながら、なんと営業時間が22時から25時と深夜の3時間。場所と営業時間の短さから注目を浴びることが多かった。ネット上では“祇園の幻のラーメン”として、大阪などのラーメンファンからは、食べに行きづらいラーメン店の最高峰としてあげられている。

今回紹介されたのは四条大宮にある、その支店。どこに連れて行かれるか知らないまま、現地に赴いたナビゲーターの森ちゃんも「さだかず?」と首をかしげながら店舗へ。のれんをみて「さだかずは、さだかず? で、さだかず? あっ、さだかずだ」と呪文のように何度も繰り返しながら「京ラーメン 壬生さだかず」に入店。「私も(祇園の「京ラーメン さだかず」には)1度しか行ったことがない」という森ちゃんに、画面に登場した店主の樹下真一さんは、「お昼の要望が多いので」と出店の理由を説明。「大変でしょ?」との森ちゃんにも、「いえいえ2時間だけですから」と店主。なんとこちらも営業時間は11時30分から13時30分の2時間だけ。

「2時間のラーメン店で、夜と昼で別々の店舗を持ってるところはほかにないですよ」と釈が話し、「専門家からみてもかなり珍しい?」と森ちゃん。確信犯の店主、自らも「ちょっとおかしいですか?」と笑顔で掛け合う。

この一連の流れを受け、「それでも営業時間5時間?」や、「なにゆえにそんなめんどくさいことを……」など、ネット上でも話題となっていた。

店で、食べられるラーメンは、釈も「ベーシックな背脂ちゃっちゃ系ですね」というように、鶏ガラ醤油に背脂のいわゆる“京都背脂ちゃっちゃ!京都ラーメン”。ベースは王道ながらも、九条ネギをたっぷり使い、無かん水のオリジナル麺を使用するなど、個性を発揮。昔から京都の学生たちに支持されてきた“京都ラーメン”ともいえるラーメンをアレンジしたものを提供している。

「祇園で(夜)やってると早く茹でないと(お客さんが)寝てしまう」ことから細めの麺を選んでいるという店主のこぼれ話も。関西のラーメンファンからは、「幻のラーメンを食べるチャンスが来た!」と「がんばれば、食べにいける」との声もあり注目を集めている。

【文:高田 強】