町田啓太が案内人!アフリカ・ヒョウのベテランママの子育て紹介

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日本国内の身近な自然から、世界各地の未知の自然まで実に様々な物語を紹介する人気自然番組『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』(NHK総合、毎週日曜19:30~)。5月14日は、人気急上昇中の俳優、町田啓太をプレゼンターに迎え、「母の日スペシャル」と題して動物界のたくましい母親たちの3つの物語を届ける。

アフリカ・セレンゲティ平原に、これまで10頭以上の子どもを育て上げた「ビッグママ」と呼ばれるメスのヒョウが暮らす。ヒョウは、大木の上から獲物を探し、狩った獲物を大木の上に持ち上げて食べる。ところが今、その大切な大木が一斉に枯れる異変が起きている。狩りが難しくなる中、ビッグママは驚きの工夫で獲物を確保。さらにライオンなど危険な敵から子どもを守るため大奮闘。知恵と勇気でわが子を守る母親の姿を追う。

一方、わが子を守るため、凶暴とも呼べるほど攻撃的になる母親もいる。屋久島の海に暮らすカワハギの仲間、ゴマモンガラだ。その凶暴さはダイバーたちから「サメより怖い」と恐れられるほど。夏、産卵の準備に入ると、敵を寄せつけまいと、近づくものすべてを攻撃し始める。産卵後は、卵が孵化するまで何も食べずに卵の世話をする。敵への猛攻撃とかいがいしい卵の世話で、懸命にわが子を守る母親に密着。

さらに、ブラジル・大西洋岸の森にすむアライグマの仲間、アカハナグマの暮らしを紹介。ふだんはメスと子どもたちで10匹ほどの群れで暮らすアカハナグマ。群れの力を頼りに、天敵などの危険が多い森を生き抜いているのだ。ところが、赤ちゃんが生まれたばかりの一時期だけは、群れと一緒に移動することができないため、母親は群れを離れてたった一匹で子育てしなければならない。5匹の赤ちゃんたちを守り育てる母親の孤軍奮闘ぶりを追う。