永井荷風の優雅な朝食を再現

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4月17日の『グレーテルのかまど second season』(Eテレ、毎週月曜22:00)は、「永井荷風のクロワッサン&ショコラ」と題して放送。同番組は、瀬戸康史がナビゲーターの15代ヘンゼルとして、スイーツにまつわる不思議な物語を届けていく。

明治時代、当時としては珍しい西洋暮らしを経験し、その見聞を詩情あふれる文章で伝えた作家、永井荷風。アメリカ・フランスへの留学経験もあり耽美派の代表作家ともいわれ、気ままな一人暮らしを貫いた荷風は、衣食住の全てにおいて洋風好み。朝食の定番はクロワッサンとショコラだった。彼はなぜ、ごはんと味噌汁ではなく、クロワッサンとショコラを食したのか?

番組では、荷風の真意をひも解くとともに、ヘンゼルが優雅な朝食を再現。バター香るクロワッサンと相性抜群のショコラを作る。