世界的人気漫画家・山本直樹、創作の現場に浦沢直樹が潜入

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青年漫画の第一人者・山本直樹(57)が、3月16日放送の『浦沢直樹の漫勉』シーズン4(Eテレ、毎週木曜22時)に登場。同番組は、普段は立ち入ることができない漫画家たちの仕事場に密着。最新の機材を用いて、「マンガ誕生」の瞬間をドキュメント。

84年、「私の青空」でデビューした山本。ストーリー性のある青年漫画を描く一方で、大胆な性描写の成人向け漫画も話題に。91年発表「BLUE」では、その過激な描写が論争となるが、その後も作風は変わらず、95年発表「ありがとう」では「家族とは何か」を問いかけたテーマ性も高く評価される。「あさってDANCE」「君といつまでも」「ありがとう」など多くの作品が映画化されている。2006年、連合赤軍事件を題材にした「レッド」の連載開始。10年には、第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。今回、20年来フルデジタルで描いているという執筆の現場に密着した。