つるの剛士・森田正光ら、プロ棋士に下剋上!?『四神将棋』第2弾が早くも登場

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前代未聞の“4人指し”将棋バトル番組『四神将棋』の第2弾が、BSフジで3月16日(木)23時より放送。将棋の常識を覆す変則バトルが繰り広げられる。

『四神将棋』は、通常の9×9マスの盤上に、9×3マスの陣地が四方に加わったオリジナル将棋盤で行われる変則4人指し将棋。ルールは、通常の将棋と基本的に同じで、順番は時計回りで、王手になったら、王手された指し手に手番が回り回避することができ、回避した指し手から再開。王手で手番が回った時に王手を回避できない状態になった時に“負け”となる。負けたら自分の“玉(ぎょく)”のみを裏に返して離席。敗者の持ち駒は無効となるが、盤上に残った駒は、指し手が自由に取り、持ち駒にすることができる。

昨年12月末放送の第1弾に続き、実況は小籔千豊が担当。前回“4人指し”に初挑戦したプロ棋士の山口恵梨子(女流2段)を解説に招き、プロ棋士の藤田綾(女流2段)、前回に続いて出場の森田正光(アマチュア3段)、戸辺誠(7段)に弟子入りする実力派のつるの剛士(アマチュア3段)、そして、将棋好き芸人のインパルス板倉俊之によって行われる対局を見守った。

解説の山口プロは、前回の対局で棋士として圧倒的な力の差を見せつけたものの、他のメンバーから集中攻撃を浴びせられ、最初に敗退させられる憂き目に。山口プロは「あれはひどかったですよね(笑)」と振り返りながらも、「このルールは、王を固めた人が最後の最後に勝てると思う」と、一筋縄ではいかない「四神将棋」のゲーム性について語った。また今回、藤田プロ以外には“お助けカード”が用意され、解説ルームで山口プロから1回限りのアドバイスを受けることができる。どのタイミングで使うかも勝敗のカギを握りそうだ。

今回のメンバーについて小籔は「実力的には森田さんとつるのが強く、それを余裕で見下す藤田。そして、板倉はただの将棋好き」と分析。いざ対局が始まると、まだ定石がない四神将棋に初めて挑むメンバーは「序盤が難しい」と困惑の表情を見せ、唯一の経験者である森田は「前回より全然将棋らしくなっている」と手応えを語る。

そんな中、実力者の藤田と森田による醜い駆け引きが行われ、森田はある作戦を実行。そして、つるのは「気持ち悪いんだよな……。空中戦だな」と四神将棋ならではの一手を繰り出す。一方、板倉は誰も考えもしなかった一手で王手をかけるなど、中盤を迎え、局面が激しく展開。山口プロが「前回と違って、今回はそれぞれを信用していない」と語るなど、心理バトルの様相が色濃く浮かび上がっていく。対局後、つるのが「全く違った」と語る、普通の将棋とは一味違った乱戦の行方に注目だ。

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