絶滅危機のパンダ、野生に返すためのプロジェクトに密着

2月27日(月)22時25分からNHK総合にて、『パンダ 山へ帰る~密着記録 野生化プロジェクト~』を放送する。中国四川省の「中国パンダ保護研究センター」では、13年前から、絶滅の危機にひんしているジャイアントパンダの「野生化プロジェクト」に取り組んできた。

同プロジェクトは、人工繁殖で生まれたパンダを野生に帰し、子孫を残すことを目指している。しかし、2006年、山に放たれた最初の1頭、祥々(シャンシャン)というオスが、まもなく崖から落ちて死んでいるのが見つかる。縄張り争いに敗れ、野生のパンダに攻撃されたのだ。

そこで、パンダ社会の“常識”、自然界で生き抜く力をどう身につけさせるのかが課題となり、プロジェクトは方針を大きく見直した。それまで飼育員が子パンダを世話していたが、出産から山に帰すまで、パンダの親子だけで広大な訓練用の山野で生活させることに……。その過程で、これまで謎に包まれていたパンダの成長の過程が次々と明らかになってきた。そしてついに、おととし自然に放たれた3歳のメス「華姣(ファージョウ)」が1年間を生き抜いた。

取材班はプロジェクトに密着取材し、その大部分を4K映像で記録。パンダの知られざる世界と、大自然を生き抜くことの不思議と感動を描く。

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