2月16日(木)に開幕し、フジテレビで4夜連続放送された『四大陸フィギュアスケート選手権2017』のインターネット無料配信が、民放テレビ公式テレビポータルサイト「TVer(ティーバー)」で実施。19日(日)に行われた男子フリーの模様が、20日未明より1週間限定で公開されている。
本大会は、国際スケート連盟主催の選手権で、ヨーロッパ選手権と並び、世界選手権に次ぐ国際大会。今年は、2018年平昌オリンピックと同じ「江陵アイスアリーナ」で開催されるプレ大会として位置づけられており、多くの有力選手が続々とエントリーしている。
男子ショートプログラムを終えて、首位はアメリカのネイサン・チェン(103.12点)、2位に宇野昌磨(100.28点)、3位に羽生結弦(97.04点)、11位に田中刑事(77.55点)がつけた。
そして迎えたフリーの演技。3位からの逆転を狙った羽生は、4本の4回転に成功させるなど、フリーでは1位となる206.67点、合計303.71点と300点超えをマークしたものの2位。宇野は、2つの4回転を決めたものの転倒もあり187.77点の合計288.05点で3位。田中啓二は142.63点、合計220.18点の13位で終えた。
優勝したのは、SP1位のネイサン・チェン。フリーで204.34点、合計307.46点を獲得し、羽生の猛追を振り切った。