富川家、ついに全員無職のバラバラのカオス状態に…『就活家族』第6話

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三浦友和が主演するドラマ『就活家族~きっと、うまくいく~』(テレビ朝日系列、毎週木曜、21:00~)。主人公・富川洋輔役に三浦、その妻・水希役に黒木瞳、娘の栞役に前田敦子、息子の光役に工藤阿須加を迎え、就職活動=“就活”を通し、「人にとって仕事とは何なのか?」「人はなぜ働くのか?」、そして「生きることとはどういうことか?」がユーモラスに、ときにミステリアスに描かれているが、2月16日の放送では、家族それぞれが隠していた“闇”がついに明るみになり、富川家はついにバラバラのカオス状態に……。

水希が教え子の真咲(長田成哉)に会うため、ホストクラブに通いつめていたこと、そして洋輔が日本鉄鋼金属を退職し、再就職先を探していたことなどがすべて家族に知られ、富川家はバラバラ状態。そして、これまで新居への引っ越しに盛り上がっていた富川家。不動産会社から新居の配管外装工事完了の連絡も入り、すぐにでも引っ越しができるという状態だったが、水希は温泉旅行に行くと家を出てしまい、洋輔は雑然とした家の中で途方に暮れるのだった。

また、洋介の高校時代の同級生・夏野久美(キムラ緑子)からも正式に「夏野洋菓子店の社長就任の話はなかったことに」と言われ、再就職がなかなか決まらない洋輔は、ある時公園で知り合った天谷五郎(段田安則)から「自営のコンサルタントをやるのはどうか」と提案され一念発起。天谷から紹介してもらった会社との契約を足がかりに、昔の取引先などのツテを辿って少しずつ顧客を増やしていこうと考える。しかしそんな洋輔に水希は「もっと生活のことを真剣に考えて」と冷静に指摘。ふたりの間には気まずい空気が流れる。

一方、ジュエルDを退職し、ファッション業界への転職を模索し始めた栞だったが、面接がうまくいかず失敗の連続。光は、就活塾の塾長・国原耕太(新井浩文)から「出版社など諦めて、内定をひとつでも取れ」とハッパをかけられていた。そしてある日、“あらぬ噂”で洋介の退職のきっかけとなった川村優子(木村多江)が富川家を訪れる。水希は彼女を部屋に迎え入れ、洋輔に見合う再就職先のリストを持ってきたという優子に対し、水希は諸々の事情を知らなかったのか「家族のために、自営ではなくちゃんと就職すべきと言って欲しい」と無頓着に頼むのだったが……。

その頃、洋輔の元に国原が現れる。日本鉄鋼金属退職のきっかけとなった優子とふたりで写っている写真をネタに、国原に洋輔に新事業への協力を強要するのだった。