繊細すぎて突然死も…キリンの飼育で成果をあげたプロの流儀とは

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1月30日の『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合、毎週月曜22:25)は、「ネコからゾウ、キリンまで 動物と向き合うプロたち」と題して放送。ペットの夜間救急のパイオニアに、動物園の熱血飼育員、障害のある人たちの暮らしを手助けする「介助犬」の女性トレーナーなど、さまざまな現場で活躍するプロフェッショナルたちの現場に密着。チャーミングな動物の姿とともに、命をめぐる真剣勝負のドラマを描く。

都内の住宅街にある動物病院。15年前からペットの夜間救急を始めた獣医師・塩田眞の信念は「どの命も平等であるべき」。ときには専門機器を積んだ“救急対応の車”を駆使し、深夜すぎまで治療を行なう。続いて、雪国・秋田の動物園でキリンと向き合うのは飼育員の柴田典弘。繊細な動物ゆえ突然死があいつぐキリンの飼育で、新たな飼育法を実践し、成果をあげた。全国の同業者から注目を浴びる柴田の流儀に迫る。

そして、体に障害がある人と行動を共にし、「落ちた物を拾う」「ドアを開ける」など暮らしの助けを行う「介助犬」。導入をすすめる日本での第一人者が、トレーナーの水上言だ。飼い主と介助するレトリバー犬の絆を作るため、数週間もの長さで付き添い、サポートする。その繊細な現場を長期にわたり取材した。