サムライ魂を胸に…“最強カリスマ釣り士”が追い求める幻の魚

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「最強の釣り士」と呼ばれ、世界中から支持を集めている本波幸一(57歳)が、12月18日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット、毎週日曜23:00~)に出演する。

イワナやヤマメ、ニジマスなど、サケ科魚類をターゲットにした「トラウトフィッシング」と呼ばれる世界で、「最強の釣り士」と呼ばれる本波は、自らを“侍”の魂を持つ「釣り士」と名乗っている。これまでに数々の大物を釣り上げ、自作する釣り竿やルアーは海外からも注文が来るほどの人気を誇っており、この世界ではカリスマ的存在として注目を集めている男だ。

そんな本波が、自らの釣り人生をかけて追い求めているのが、北海道の一部の地域にしか生息しない幻の魚「イトウ」だ。成魚は1メートルを超え、体重は最大で45キロにも達するイトウは、ゆったりと燻らす巨大な魚影や、引き締まったボディに秘められた凄まじいパワー、何よりその希少価値の高さから、釣り人の間では「一生に一度は釣ってみたい憧れの魚」とされている。

本波はこれまでに自己最高112センチのイトウを釣り上げているが、それでは飽き足らないという。今回目標としているのは、昭和時代に数本が釣り上げられたとの情報があるのみで、写真や剥製などの物証は確認されていない、150センチものイトウだ。

番組では、晩秋から初冬にかけて寒さが厳しくなる北海道で、ひとり車中泊をしながら約1か月間イトウ釣りに明け暮れる本波に密着。未だかつて確認されたことのない“幻の大魚”を求め、雨にも負けず、雪にも負けず、ひたすら竿を振り続ける男の生き様に迫る。