ブルボンヌ「手塚治虫の『リボンの騎士』はLGBT問題にいち早く迫った作品」と読み解く

漫画家・手塚治虫(1928-1989)が最初の作品を世に送り出して今年で70年。11月12日(土)23時からEテレで『100分de手塚治虫』が放送される。

これは、古今東西の「名著」を読み解く番組『100分de名著』(Eテレ、毎週月曜22:25)の特別番組で、「手塚治虫」の代表作を多角的なテーマから読み解くことで、手塚作品を現代に蘇らせる試みだ。MCに伊集院光武内陶子アナウンサーを迎え、通常放送の25分×4回シリーズではなく、100分間連続の放送で届ける。

“手塚治虫”をこよなく愛する論客のひとり、女装パフォーマーとして活躍するブルボンヌは、セクシャルマイノリティ当事者の立場から、「リボンの騎士」を「LGBT問題」や「性の本質」にいち早く迫った作品として読み解く。また、「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」等の映画で若者から熱狂的な支持を受ける映画監督、園子温は、表現者の立場から、誰にもまねのできない「鉄腕アトム」の描線の魅力に肉薄していく。

そして、精神科医の斎藤環氏は、大人向けの手塚作品「奇子(あやこ)」を通して、誰もが魅了される圧倒的なストーリーテリングがなぜ生まれたのかを精神科医の立場から分析する。さらに、相愛大学教授の釈徹宗氏は、手塚の一大巨編「火の鳥」を人間の宗教性の根源を描いた作品として、宗教学の立場から徹底解剖する。

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