板尾創路が“侍”として現代へタイムスリップすると…奇妙礼太郎は「いい声」で語り

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板尾創路が「元禄時代のダメ侍」として現代へタイムスリップし、様々な人々と交流するちょっと変わったドキュメンタリー番組『元禄なう〜尾張藩士8882日のツイート』が、11月3日(木)にNHK総合で22時から放送。語りは、「味のある声」で人気のミュージシャン・奇妙礼太郎が担当する。

尾張徳川家の秘庫で、江戸・元禄時代から公開禁止とされてきた日記がある。著者、朝日文左衛門(板尾)は、芝居と釣りが好きで武芸が苦手ないわゆるダメ侍。なぜ、禁書となったかは定かではないが、日記には18歳から44歳まで、8882日にわたり、お上の悪口から浮世のゴシップまで、目にすること耳にすること、あらゆることが記録されている。そこから感じるのは、イメージとは違う江戸時代の日本人のおおらかさ。そんな文左衛門がタイムスリップし、2016年の今を生きる人々の現場に現れたら……。

最初に出会うのは、就職活動のための勉強をする「内定塾」に通う学生たち。何がしたいのか、何が向いているのかわからないまま、夢と現実の間で苦悩している。文左衛門は自らの半生を振り返り、彼らと語らう。次に会うのは日本の海を守る海上保安庁の隊員たち。一刻を争う現場での判断に迫られながら、任務遂行に命をかける。そして最後に会うのは、結婚式を控えた同性愛者のカップル。自分たちの愛を社会に認めてもらおうと奮闘する2人の姿に、文左衛門も胸打たれる。

酒が好きで女に弱く、博打や釣りに没頭した一人の侍、朝日文左衛門。300年以上前の日本人は、今を生きる日本人の姿を見て、一体何をつぶやくのか!?