石原さとみ、ゴシップ誌の記者とバトル

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石原さとみが主演を務める日本テレビ系の連続ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(毎週水曜22:00~)。10月26日放送の第4話では、石原演じる悦子が、ゴシップ誌の記者とバトルを繰り広げた。

原作は、宮木あや子による小説「校閲ガール」シリーズ(KADOKAWA刊)。オシャレが大好きな悦子は、夢のファッション編集者を目指して出版社に入社。しかし、配属されたのは、超地味な校閲部だった。そこで、小説の些細な点が気になって舞台となる北海道に直行したり、週刊誌が追う事件の真実を確かめに現場に潜入取材したり、時には、矛盾点を作家に訴え内容を大幅に変更させるなど、校閲の仕事を超えて大暴れ。「……あれ? この仕事、地味にスゴイ?? いえいえ、私がなりたいのはファッション編集者ですからッ!」と思いながら、今日も“ド派手ファッション”という戦闘服に身を包み、校閲の仕事に立ち向かっていく。

第3話で、覆面作家の大学生・折原幸人(菅田将暉)とのデートの最中に、幸人の作品を素直に「つまらないです」と言ってしまった悦子。しかし、第4話で、幸人に誘われて、二人きりで食事をすることになる。幸人との初デートに、悦子は大喜び。一方、悦子の後輩・森尾登代子(本田翼)は、幸人に「『Lassy』専属モデルに選ばれるために、是永是之の名で小説を書いていることを公表した方がいい」と勧めるが、幸人は承諾しない。

そんな中、悦子は、人気女優・杉本あすか(南沢奈央)の自叙伝の校閲を担当することに。先輩校閲部員の藤岩りおん(江口のりこ)から「インターネットの情報を鵜呑みにするのは危険です。現実問題、全てを排除しろとは言いませんが、信頼に値するサイトかどうか細心の注意を払うことが必須です」と指摘され、悦子は「私もそう思います。ですので、自分の足で事実確認に行ってきます」と飛び出し、杉本が幼少期を過ごした町へ。杉本の実家の周りを歩いていた悦子は、杉本の姿を隠し撮りしようとするゴシップ誌の記者・山ノ内隆(山中聡)を発見。トラブルを起こしてしまい、名刺を差し出すことになった悦子。山ノ内から「お前、校閲か。人のアラ探しで金を取るクソみてえな仕事だ。嫌われ者の仕事だな。俺らの仕事と一緒だ」と吐き捨てられる。

その後まもなく、杉本に隠し子がいるという、山ノ内によるスクープ記事が発表され、自叙伝は出版中止の危機に陥り、悦子は小学生用のドリルの校閲を担当することに。「簡単そう」とこぼす悦子だったが、藤岩は「なめてはいけません。内容が学習指導要領に則っているか、学習教材として不適切な表現が含まれていないか。日本語の表現は間違っていないか。回答は間違っていないか。あらゆる角度からの校閲が求められます。難易度は極めて高いのです」と説明する。

後日、杉本が騒動についての釈明会見を開くと聞いた悦子は、校閲部を飛び出して会見の現場へ。バッタリ遭遇した山ノ内を責め立てていると、うっかり発売前の自叙伝に記載されている情報を漏らしてしまい……。いざ会見が始まり、何とか潜入することに成功した悦子だったか、杉本はマスコミからの質問で追い詰められ、卒倒してしまう。

その後、会社に戻った悦子に、編集部員の貝塚八郎(青木崇高)が「杉本あすかの自叙伝の校閲を進めろ」と指示を出す。困惑する悦子に、貝塚は「ネット上では、憶測だけで責め立てるマスコミにバッシングが集まって、杉本あすかを擁護する声が高まっている。この本は売れるぞ!」と告げるのだった。

11月2日放送の第5話で、悦子は、イタリア在住の人気スタイリスト、フロイライン登紀子がイタリアで出版したエッセイの校閲を任される。登紀子がかつて『Lassy』で書いていたファッションエッセイの大ファンだった悦子は、大張り切り。ただし、今回の校閲は翻訳後の文字校正をするだけだった……。

■第4話に登場した校閲ポイント
・インターネットの情報を鵜呑みにしない!

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