松尾諭、アテブリ芝居で「目黒のさんま」の殿様役に

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とかく「長い」「単調」「難しい」と言われがちな落語に、完璧な「アテブリ芝居」をかぶせて、初心者でも「面白くわかりやすい新たなエンタメ」をめざす『超入門!落語 THE MOVIE』(NHK総合、毎週水曜22:50)。同番組は毎回、2席の落語を紹介。案内人役の濱田岳は、現代と江戸時代をつなぐ芝居で落語の「枕」の役割を果たしている。

10月26日の放送は、「粗忽長屋」と「目黒のさんま」を紹介。「粗忽長屋」は、並はずれてそそっかしい八五郎、行き倒れの死体を見て「熊五郎だ!」と言い張り……という内容で、落語を桃月庵白酒が担当。内山信二が熊五郎役を、神保悟志が八五郎役を演じる。また、「目黒のさんま」は、遠乗りに出てお腹がすいた殿様が、目黒の農家でごちそうになった「さんま」の美味にぞっこんに……という内容で、落語を春風亭一朝が担当。松尾諭が殿様役を、モロ師岡が家来役を演じる。