人間国宝・桂米朝師匠が愛弟子に食べさせた秋のスイーツとは?

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10月24日の『グレーテルのかまど second season』(Eテレ、毎週月曜22:00)は、「桂米朝師匠の栗(くり)きんとん」と題して、栗きんとんが結んだ“師弟の絆”に迫る。秋の味覚・素朴な栗のお菓子が教えてくれたこととは? 同番組は、瀬戸康史がナビゲーターの15代ヘンゼルとして、スイーツにまつわる不思議な物語を紹介していくもの。

上方落語の演目「足上がり」。かつてこのネタをものにしたいと苦労していたのが、若手落語家の桂吉坊だ。上方落語の歴史に名を残す偉大な落語家で、人間国宝である桂米朝師匠からもらった意外なヒントは、“栗きんとん”。さりげなく食べさせてくれた栗きんとんには、「何事も食わず嫌いせずに経験してみなさい」というメッセージが込められていたのだ……。

スタジオのヘンゼルは、茶巾絞りタイプの栗きんとん作りに挑戦。材料は栗とお砂糖だけとシンプルながら、ホロリとほどける食感がおいしさを引き出しており、表面を軽くあぶると香ばしさが増して一味違った美味しさが生まれる。そんな、古くから縁起物として愛されてきた栗の魅力を堪能する。