原田知世と斎藤工が出演、北川悦吏子脚本によるドラマ10『運命に、似た恋』（NHK総合　毎週金曜22:00～）。10月21日放送の第5回「秘密」で、ヒロイン・桜井香澄=カスミ（原田）と小沢勇凜＝ユーリ（斎藤）が正式に交際を始めることに。

主人公のカスミ（原田）は、45歳バツイチの母親。生きるために、ただ精一杯働く日々を送っている。そんな彼女の前に現れた、超一流デザイナー・ユーリ（斎藤）。彼はなぜかカスミに馴れ馴れしく、ちょっかいをかけてくる。カスミは当初は警戒するが、やがて、彼が根は純粋な人物である事を知り、惹かれてゆく。しかしユーリには、いろいろと謎めいた部分があった。彼はすでにマホ（山口紗弥加）という女性と関係を持っていたし、師匠である世界的デザイナー・深見ヨシタカ（奥田瑛二）に対しては、なぜか絶対服従だった。ある日カスミは、ユーリが自分にとっての“運命の人”だったのでは、と気づく。それは、カスミが今も心のよりどころにしている、大切な記憶に関わることだった……。それぞれに“何か”を抱えた女たち、男たちの切実な想いが交錯し、本当の“運命”へと突き進んでいく。

【第5回のあらすじ】
ユーリ（斎藤）はマホ（山口）に別れを切り出し、マホは強がりを言って出て行く。彼女の動向が気になりつつも、カスミ（原田）とユーリは正式に交際を始める。その頃ユーリは、病院のキッズルームをデザインするという仕事に取りかかっていた。その病院が、思い出の地・能登にあると聞いたカスミは、ユーリに「一緒に行かないか」と提案する。そんなある日、カスミはトイレ清掃の仕事中、マホと鉢合わせしてしまう……。

公式サイトの予告動画では、マホが「ユーリはあんたみたいな女が似合うような男じゃない」と、カスミに掴みかかる衝撃シーンや、カスミがユーリをやさしく抱きしめるシーンが公開されており、掲示板には「1週間が待てない」「この先2人がどんな道を行くのか毎回ドキドキ……」といった声もあがっている。「ラブストーリーの神様」と呼ばれる北川の描く脚本と、豪華俳優陣の共演で、ますます目が離せない注目の秋ドラマだ。