甘党・手塚治虫が好んだ「ぽっとんドーナツ」を再現

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10月10日の『グレーテルのかまど second season』(Eテレ、毎週月曜22:00)は、「手塚治虫のぽっとんドーナツ」と題して放送。同番組は、瀬戸康史がナビゲーターの15代ヘンゼルとして、スイーツにまつわる不思議な物語を紹介していくもの。

世界に名だたる“漫画の神様”手塚治虫。「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」をはじめ、700にも上る作品を世に送り出し、漫画に生涯をささげた手塚が、父親の顔をのぞかせるスイーツがあった。それが、母から妻へと引き継がれた家庭の味“ぽっとんドーナツ”だ。 スプーンですくった生地を油にぽっとんと落として作るこのドーナツ、ちょっといびつで不ぞろいな形を動物や恐竜に見立て、子どもたちと楽しんだのだそう。素朴なドーナツの思い出から、やさしくもクリエイティブな父親像に迫る。