原発に一番近い病院で奮闘!81歳の現役医師・高野院長の日々を追う

10月8日の『ETV特集』(Eテレ、毎週土曜23:00~)は、「原発に一番近い病院 ある老医師の2000日」と題して、81歳の現役院長・高野英男さんの日々に密着する。

今回の舞台は、福島第一原発から22キロ離れた双葉郡広野町の高野病院。現在、双葉郡で診療を続けるただ一つの病院として孤軍奮闘している。原発事故によって、病院を取り巻く環境は大きく変化した。原発周辺の病院が休止しているため、救急搬送の要請が殺到。外来に訪れる地域住民もストレスによって心と体が蝕まれている。

高野院長の専門は精神科だが、地域の人たちのあらゆる声に応えてきた。病院の入院患者は100人を超え、いつもいっぱいだ。患者の平均年齢は84歳、平均入院日数は4年に及び、院長とは長い付き合いになる中、お互い励ましあっている。原発事故によって居場所を失ったお年寄りたちにとって病院は最後の砦だ。原発事故から5年半。原発に一番近い病院で踏ん張り続ける老医師の2000日を見つめる。