LGBTを暴露され…アウティングの悩みに“チエノバ”

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10月6日(木)は、月1回の生放送で、WEB連動企画“チエノバ”の日。“チエノバ”とは、誰にも言えない悩み、「こんな一歩を踏み出してみた」という経験など、番組に寄せられる“声”を視聴者の“知恵”に変えるための場。今回は、「LGBTとアウティング」をテーマに送る。LGBTとは、L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダーの頭文字をとった総称。

去年、一橋大学法科大学院に通っていた男性が、同級生にゲイであることを暴露され、自殺していたことが、今年8月に遺族が行った記者会見で明らかになった。当事者が自ら望んで性的指向や性自認を告白する「カミングアウト」とは違い、そのことを知った他者が、本人の了解を得ずに、勝手に第3者に暴露するこのような行為を「アウティング」と言う。

ここ数年で、LGBTについての報道が増え、同性カップルを制度として認める動きが活発化してきたが、いまだに当事者がいわれのない差別・偏見に晒される場面は少なくない。そうした中、アウティングは本人にとって大きな苦痛をもたす。

そこで、番組では、LGBT当事者の方からアウティングに関する体験談・メッセージを広く募集し、この問題について考えていく。生放送中、Twitterでも視聴者の声を募集する。