徳川に愛された江戸の剣豪からブランディングのヒントを学ぶ

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10月4日の『先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)』(Eテレ、毎週火曜22時~)は、「長~く続くブランドの作り方~“徳川に愛された剣豪”柳生宗矩」と題して、江戸時代の剣豪・柳生宗矩の苦難と栄達の人生に迫る。

今回注目する“柳生宗矩”とは、あの有名な「柳生新陰流」を確立させた人物であり、新陰流を江戸時代260年通じて愛されるブランドに育て上げた、一大ブランドの“創業者”でもある。宗矩は戦国時代が終わり、剣術が時代遅れになる中で、大胆な発想の転換で、新陰流の改良を達成。その後は全力の裏方仕事や、将軍・徳川家光へのタブーとも言うべき驚きの指南方法によって、新陰流を「将軍家の剣術」として確立させていった。

ゲストは、全国の伝統工芸をおしゃれな商品へとブランディングする達人の、株式会社中川政七商店社長・中川淳。中川には、時代に応じてブランドを作り変える秘訣、更には長年愛されるブランドイメージを作るための秘訣を読み解いてもらい、剣豪・柳生宗矩の人生を深掘りしていく。