相葉雅紀が、旬のアスリートの真の魅力に グッと迫っていくスポーツ番組『グッと!スポーツ』（NHK総合、毎週火曜22:25）。9月27日の放送は、女子ソフトボール日本代表の絶対的エース・上野由岐子が出演する。

東京五輪で正式種目に復活する女子ソフトボール。金メダルを獲得した北京五輪後には、目標を見失い代表を辞退していた彼女だが、再び金メダルを目指すべくソフトボール界のために再起。12・14年の世界選手権では、世界最速と言われる剛速球でライバル米国を下し、三度世界一に輝いた。しかし、現在34歳。古傷の左ひざ痛に悩まされ、６月からマウンドに立てていない。1日1日、左膝の状態に応じてトレーニングメニューを変えているという上野。前人未踏のリーグ戦200勝がかかる9月の復帰戦に向け、投球フォームの改造中だ。番組では3つのキーワードから上野の投球術はもちろん、ソフトボール界を背負い34歳の今もなおトップを走り続ける上野の知られざる苦労にも迫っていく。

最初のキーワードは「40」。上野は世界最速121キロの剛速球を武器とする。変化球も多彩に投げ分けるが、中でも球速80キロのチェンジアップは、打者のタイミングを狂わす魔球。球速差はおよそ40キロ！　そんな上野の投球技術を、日本代表監督の宇津木麗華のインタビューをもとに迫る。続くキーワード「花畑の女」で、上野の原点や素顔を探る。そして、最後のキーワードは「TOKYO」。東京五輪が決定し、再スタートを切った上野の思いとは……。