生命が存在しているかも!?系外惑星「プロキシマb」発見の意味

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最先端の科学と技術を紹介するテレビ番組『サイエンスZERO』(Eテレ、毎週日曜23:30)。9月25日は「発見!地球に一番近い系外惑星・プロキシマb」を放送。スタジオゲストに、渡部潤一氏(国立天文台副台長)を招き、“地球の環境に似ている”新たな系外惑星「プロキシマb」に迫る。

8月、科学雑誌ネイチャーに、新たな系外惑星「プロキシマb」が見つかったという論文が発表され、天文学者の間に興奮が渦巻いた。系外惑星の発見は、これまで3200を超える数が見つかっているが、プロキシマbが特別な理由が二つある。一つ目は「地球の環境に似ている」こと。地球に似た岩石型の小さな惑星で、また水が液体の状態で存在しうるハビタブルゾーンに位置するため、生命が存在している可能性がある。二つ目は、地球から4.2光年の距離にあり、これまで見つかった系外惑星に比べて最も近いこと。

今年4月に、スティーブン・ホーキング博士らが発表した系外探査計画「スターショット」で、史上初の直接探査される系外惑星になる可能性が高い。「これまでの宇宙観を大きく書き換える」と言われる「プロキシマb」。その発見の詳しい内容と意味を、バーチャルセットを駆使して伝える。

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