大杉漣「これまで演じたことのない人物」に挑戦『レンタル救世主』の社長役

公開:

俳優の大杉漣が、10月9日にスタートする日本テレビ系の連続ドラマ『レンタル救世主』(毎週日曜22:30~)に出演することが決定。沢村一樹演じる明辺悠五が務める会社の社長・黒宇寛太を演じることがわかった。

本作は、「助けて」と願えば甘えと呼ばれ、「助けたい」と叫べば偽善と呼ばれる世の中で、完全歩合制の営利目的で貴方の危機に馳せ参じる「レンタル救世主」がテーマ。主人公は、莫大な借金を抱えており、妻子のために「命を懸けて救世主をさせられる」超絶お人好しな中年男・明辺悠五(沢村)。そんな“雇われ救世主”が、仲間と共にレンタル期限付きで、依頼者のために痛快爽快に悪を挫いていく物語だ。

今回の出演を受け、大杉は「“人生ニッチもサッチも行かなくなったその瞬間に救世主が現れたら……なんて考えたことありますか?”と問われたら、ぼくは即座にこう言うでしょう。 “そりゃある、ありますよ!”と。しかもその救世主をお借りすることが出来るなんて。2016年、もうそういう時代になったんですかあ!?」と興奮気味にコメント。

また、自身の役柄については、「グループ(レンタル救世主)のボスに就任します。名前は、黒宇幹(くろうかんた)。腹の中が黒いのか、名前のごとく苦労(黒宇)を厭わず人のために尽くすのか、現状を言えば物凄い振り幅ある男としか言いようがない役柄です」と冗談めかしながら紹介し、「正直、大杉がこれまで演じたことのない人物かも知れません。しかも、レンタル救世主の構成員たちは、我が道を貫く愛すべき人たちばかり。想像ですが、これは一筋縄ではいかない“ダイナミックドラマ”になること請け合いです。この秋、こんなにやりがいある作品に出会えたことを嬉しく思っております。毎週日曜日の夜、視聴者の皆さんが“『レン救』のみんなに逢いたいよう”と思っていただけるような作品になるよう切磋琢磨しちゃいます。『大杉レン救』でした、イヤイヤ、大杉漣でした」と、視聴者にメッセージを送った。

大杉の起用について、福井雄太プロデューサーは「とにかく自由で、とにかく何をしてくるか分からないレンタル救世主の社長、黒宇寛太役。本読みの時から大杉さんのその変幻自在でコミカルで、なおかつキュートなその役作りにこのキャラクターがどんどん羽ばたいていく姿が目に浮かびました。皆で作り上げるこの個性豊かなキャラクターたちを、日曜夜に是非楽しんでいただければと思います!」と語った。

PICK UP