秦の始皇帝、裏切り、迫害…過酷な少年時代が今明らかに

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9月2日放送の『歴史秘話ヒストリア』(NHK総合、毎週金曜20:00)は、「ザ・ヤング始皇帝 少年が乗り越えた3つの試練」と題して、秦の始皇帝の少年時代にスポットをあてる。

史上初めて中国を統一した始皇帝は、世界遺産である兵馬俑(へいばよう)や万里の長城を築くなど、世界史に残る偉業を成し遂げたことで知られている。しかし彼が、敵国に人質に出された王子の子として生まれ、過酷な少年時代を送ったことはあまり知られていない。

およそ2200年前の戦国時代のまっただ中に生まれた始皇帝は、敵国から命がけで脱出をはかって、祖国である秦に帰還。わずか13才で国王に即位する。しかし、その若き国王を待っていたのは、秦を包囲する巨大な敵であった。更に、秦王室を揺るがすスキャンダルや、裏切りに次ぐ裏切りが彼を襲った。度重なる試練を乗り越え、少年時代の始皇帝は、どのようにして偉大な王となり、いかに秦を発展させていったのか、中国現地の遺跡やドラマを交えて描く。