尾田栄一郎「ラストカットは決まっている」『ワンピース』誕生秘話を告白

「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1997年に連載がスタートしてから19年。全世界累計発行部数が3億6000万部を突破し、ギネス世界記録にも認定されている世界的コミックス『ワンピース』の原作者・尾田栄一郎が、7月23日に放送された特別番組『まさかの神降臨!尾田栄一郎がはじめて語る、ワンピースの真実に濱田岳も驚愕SP』に出演し、テレビ初インタビューに応じた。

尾田の元を訪れたのは、フジテレビの榎並大二郎アナウンサー。「どうして『ワンピース』を書こうと思ったのですか?」という質問には、「『小さなバイキング ビッケ』という作品が好きだった。”明日、僕は父さんたちと航海に出るんだ”っていうシーンがあり、そのシーンに凄く憧れていたんです。その通りに海賊漫画を描いたらイメージがどんどん膨らむので、これは連載しようと中学生くらいの時に思って取っておいたネタなんです」とコメント。また、妄想を始めた頃から物語のラストカットは決まっていることが明かされ、そのシーンについても言及した。

そして、19年続いている物語については「当初5年あれば完結すると思っていた」と語り「壮大な間延びをしている」と言って笑うなどお茶目な一面をのぞかせる。その一方で「面白いことを思いついたら書くしかないんです。読者の皆さんを楽しませるのに書かないのは失礼。本気を出していないみたいじゃないですか。だから予定通り書いていくわけにもいかず、どんどん膨らんでいくんです。その結果がこれだと思ってください」とコメント。現在、構想の7割ほどを書き終えたと語った。

また、『ワンピース』が日本だけでなく世界中で愛される作品になったと感じた際のエピソードや、原作者として劇場版を見る前の素直な心境などを告白。さらに、漫画を描き続けることの苦労や、尾田にとっての『ワンピース』の意味などを語っている。

そのほか番組では、『ワンピース』ファンの濱田岳が選ぶ名シーンTOP3や、公開中の映画『ONE PIECE FILM GOLD』の製作舞台裏などが紹介された。