ディーン・フジオカと寺尾聰が”親子”役で共演『喧騒の街、静かな海』

公開:

7月18日(月)の22時からNHK総合にて、ディーン・フジオカ寺尾聰が”親子”として共演する特集ドラマ『喧騒の街、静かな海』が放送される。同ドラマは、写真家・藤原新也の短編を原案に、関係の壊れた父親(寺尾)と息子(ディーン)が、明日に向けて再生の道をどういう風に手繰り寄せることができるかという物語で、同時に1人の孤独な少女・クロ(久保田紗友)が、その父親と息子と関わる中で、どういう風に未来に向けて歩き出すようになれるを描く人間ドラマ。

先に行われた会見で寺尾は、「毎朝、朝ドラでディーン君を見ていたファンの一人です」と明かしいる。また、物語のキーパーソンとなる少女・クロを演じる久保田は、iPhoneのCMなどでも話題の16歳だ。彼女のみずみずしい演技にも注目が集まる。

<あらすじ>
大阪の夜の街角で、初老の男がJKビジネスの少女たちに話しかける。行き場のない子どもたちの受け皿になろうと声かけのボランティアを続ける彼は、少女たちから“地回り先生”と呼ばれる精神科医だ。その“地回り先生”に「あなたの活動を取材させてほしい」と近づく若いカメラマン。彼は、実は精神科医の息子である。幼いころに別れた父に、素性を隠して接近してきたのだ。父子の関係は崩れていた。30年前に家族がバラバラになった後、残された精神科医の妻は誰にもみとられず亡くなった。大阪での30年ぶりの父子の再会は、父にとっては亡き妻、息子にとっては亡き母へのしょく罪の旅の始まりでもあった。行き場のない孤独を抱えるひとりの少女と向き合いながら、父子は自分たちの人生を生き直そうとする……。