未婚者でも結婚指輪をはめる理由…新しい概念「偽装既婚」とは

漫画家・久保ミツロウ、エッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインの"こじらせ系"クリエーター3人が、毒舌&妄想&本音トークを繰り広げる一風変わった文化的おしゃべりバラエティ番組『久保みねヒャダ こじらせナイト』(フジテレビ系列、毎週土曜深夜)。7月2日の放送では、「偽装既婚」についてのトークで盛り上がった。

出演者の近況を報告する「久保みねヒャダ近況まとめ」で、能町による「面倒くさいから、結婚したことにしようかな」というツイートを紹介。これにはすかさずヒャダインが「すっごくよく分かる!」と反応し、「(結婚)指輪買おうかなと思ったもん」と、心情を打ち明けた。

能町は、番組などで稀に未婚という立場からコメントしなければならないことがあり、それがとても面倒くさいのだと主張。「どうでもいいんだよ、そんなの。結婚するかもしれないし、しないかもしれないし、それもどうでもいいし。したくなったらするかもしれないけど、そんなのアナタに言われることじゃないですから、っていうことが指輪一つで済むじゃないですか」と熱弁。「それだけで“まだ結婚しないんですか”とか“どんな男の人がいいんですか”とか言われなくなる」と語った。ヒャダインも「そのくだりは、あっちはお天気を聞くような感じで、カジュアルに会話の取っ掛かりとしてやってるかもしれないけど、こっちはリピート放送が過ぎるんだよ!」と、過去に何度も結婚について聞かれ、うんざりしていることを告白した。

また、能町は『笑点』で、司会の春風亭昇太が独身ネタでいじられていることに触れ、あくまで『笑点』だからと前置きしつつも、「私、昇太さんだったら、あれもう拒否だよ。あのいじりもういいわ。あのいじりされた瞬間に、無表情になって“座布団全部持っていってください”って」と同情した。

さらに、能町は、独身なのに結婚している風に振る舞うことを「偽装既婚って呼ぼうと思ってて」と、新しい言葉を発表。「偽装結婚じゃないんですよ。これは相手がいる必要は全然ない。自分が指輪しているだけで、既婚っぽさが出るじゃないですか」と解説した。

ここで、スタジオに結婚指輪が登場。さっそく能町が左手の薬指にはめてみる。「既婚っぽ~い」と久保が指摘し、さらに、「結婚何年目ですか?」と尋ねて、ショートコントがスタート。「5(年目)。すぐ別れるかと思ったけど、なんだかんだで続いたね」と返す能町。さらに久保が「プロポーズはどっちからしたんだっけ?」と振ると、「自然と?」と答えて見事な既婚感を醸し出す能町だった。

久保の「未婚のいじりしなくていい空気感いいね」というコメントに対し、ヒャダインも「しょうもない嘘をつける楽しみっていいですね」と賛同。そして、実際に結婚指輪をはめてみせ、「既婚感出ますね~。これ見る度に、自分は結婚しているという“タグ”がつけられる感じがする」と、その威力を実感。一方、久保は「そこの純潔は守る」と結婚指輪をはめることを頑なに拒否していた。

番組では、この他に、久保の東京五輪のエンブレム決定に対するコメントへの思いや、2人で温泉に入ったら和むブロマンスな男性有名人を発表する「ブロマンス選手権」のコーナーなどで盛り上がった。