人工知能に革命!人間の脳を模した「ディープラーニング」に迫る

最先端の科学と技術を紹介するテレビ番組『サイエンスZERO』(Eテレ、毎週日曜23:30)。6月26日は、ゲストに東京大学松尾豊特任准教授を招き、「人工知能の大革命!ディープラーニング」と題して放送する。

今年春、世界最高の囲碁棋士が5戦4敗と大敗し世界に衝撃が走った。相手は人間ではなく、Googleが作り上げた“アルファゴ”という人工知能だ。囲碁は知の最高峰と呼ばれ、人工知能が人間に勝つことはないと言われていたが、その予想は崩れたのだ。

それを可能にしたのが“ディープラーニング”という人間の脳を模した学習プログラム。人間の脳では、膨大な神経細胞の中で、神経細胞同士が結びつきを強めたり弱めたりすることで特徴を学習している。 この学習プログラムは人間の脳を模倣して作られており、膨大な数のデータを取り込むことで、判断に必要な「特徴」を“自ら学習”していくのだ。

例えば、不特定多数が歩いている映像の中から、特定したい人物の特徴を探し出し、抽出する「人物を特定するディープラーニング」。ここで画期的なのは横向きでも後ろ向きでも高い精度で人物を特定することが「特徴学習」によって可能だということ。さらにこの人工知能は、これまで人間特有の領域とされていた、絵画や文学などの芸術分野にまで進出しつつある。

人工知能はディープラーニングによってどのように学習を行い、どのように進化していくのか。その驚異のメカニズムと、進化の可能性に迫る。

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