松坂桃李「セックスしたかった」迷言からの感動の授業が話題に『ゆとり』最終回

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岡田将生松坂桃李柳楽優弥がゆとり世代の若者を演じるドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)。6月19日放送の最終話では、ついに山路の性教育の授業が行われ、その内容に感動する声が続出した。

本作のテーマは、野心なし、競争意識なし、協調性なしと言われる「ゆとり世代」。これまで、“ゆとり第一世代”と言われるアラサー男子、坂間正和(岡田)、山路一豊(松坂)、道上まりぶ(柳楽)の3人が、仕事に家族に恋に友情に、迷い、あがきながらも、懸命に世の中の理不尽に立ち向かっていく姿が描かれてきた。

最終回は、正和と茜(安藤サクラ)の結婚式が近付く中、茜が正和に、結婚生活への不安を口にするところからスタート。その態度に不審を抱いた正和は、彼女に早川(手塚とおる)との関係を尋ねる。すると、茜に早川と一夜を共にしたことを告白され、正和は激しく動揺する。その頃、小学校教師の山路は、児童たちへの性教育の授業を間近に控えていた。どんな授業をすればいいのかと悩む山路は、気付くと奈々江(石橋けい)にラブホテルへ連れ込まれていた。一方、恐喝未遂で逮捕されたまりぶは執行猶予となり、再び植木職人の見習いとして働き始めた。彼は、正和から結婚式の招待状が届いたものの、欠席するつもりだった。そして、結婚式当日。正和と茜は神社へ向かうが、その途中で突如、正和が逃げ出してしまう……。

山路は、浮気を悔いている友人の茜に頼まれ、頬を殴ってしまう。さらに、奈々江とホテルに行きながらも何もできなかった自分自身への情けなさや、性教育の授業へのプレッシャーなども相まって、「頼まれたとはいえ、仮にも女性に手を上げるなんて……。童貞のDV野郎が性教育。チャンチャラおかしいわ」「性教育にかこつけて、セックスしたかったんですよ。山路は! 獣ですよ。ああ……セックスしたかった」と、号泣しながら自暴自棄に陥る。これを受け、ネット上には「セックスしたかった童貞DV野郎やばい!」「山路のキャラ人間味があって好きだわー」「松坂桃李がいつもと違う感じの演技でとても面白い」「松坂桃李がもう童貞にしか見えない」など、山路のキャラクターや松坂の演技に対するコメントが投稿されていた。その後に行われた授業では、山路の口から「体と違って、心の思春期は生きている限り続きます」「大人も間違える。だから他人の間違いを許せる大人になってください」などの名言が飛び出した。

一連の流れを受け、「ほんとにいい先生」「山路の思春期の授業素敵だなって思いました!」「グッと来すぎて涙ポロポロ出てくる。結婚式も山路の授業もとてもよかった」「普段泣いたりしないけど涙出た。泣けるのに面白いし、登場人物がみんなダメなのに魅力的」「お腹抱えて笑えるし、泣けるし、ほんとに良いドラマ」といった感想が続出していた。このほか、「続きとかしてほしいー」「スペシャルで復活しないかな」など、続編を期待する声も多数見受けられた。