谷川俊太郎の詩が舞踊と融合、古典芸能の魅力に触れる

公開:

6月10日の『にっぽんの芸能』(Eテレ、毎週金曜23時)は「現代のことばで踊る 現代詩と舞踊」と題して、谷川俊太郎の詩を題材とした舞踊を紹介する。同番組は、古典芸能に興味を持ち始めた方から愛好家まで、幅広い世代を対象に古典芸能の魅力を分かりやすく紹介するプログラム。女優の石田ひかりと秋鹿真人アナウンサーが司会を務める。

詩人、翻訳家など幅広い方面で活躍する谷川。彼が昭和57年(1982)に発表した「みみをすます」は「身のまわりの音に耳を傾け命の尊さを知る」という内容の現代詩で絵本などで多く取り上げられる。今回はこの詩を題材とした舞踊「みみをすます」を放送、ゲストは振付を担当した尾上墨雪。詩との出会いについて話を聞くほか、同じく谷川作品を題材とした舞踊「水」を見ていく。