超巨大噴火の脅威は?薩摩硫黄島を調査

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最先端の科学と技術を紹介するテレビ番組『サイエンスZERO』(Eテレ、毎週日曜23:30)。5月15日は「“超巨大噴火”の脅威 ~薩摩硫黄島~」を放送する。

近年、全国各地で相次ぐ火山の噴火。それらを遙かにしのぐ大噴火が「超巨大噴火」だ。一度起きると地球規模での気候変動をも引き起こす大災害。日本列島では、この超巨大噴火が1万年に1度の頻度で起きている。

今から7300年前、日本で最も新しく噴火を起こした鹿児島県の薩摩硫黄島では、噴火の全貌を解明するための調査が進められている。島の付近の海底には、超巨大噴火を起こした「鬼界カルデラ」が沈んでおり、この調査で全貌も明らかに。スタジオには、東京大学地震研究所の前野深助教を招き、現代社会が未だかつて経験したことのない、超巨大噴火の脅威とその実態に迫る。