宝塚男役トップからシャンソン女王へ 越路吹雪の華麗なる世界を紐解く

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輝かしい成長・発展を遂げた昭和の時代を飾った大スターたちの素顔に迫る番組『あのスターにもう一度逢いたい』(BS11、毎週火曜20時)。5月3日の放送は「越路吹雪 歌と愛の人生」と題して、大スター越路吹雪の魅力に迫る。

同番組では、みんなの「憧れ」であり「夢」であり「希望」であったスターたちと一緒に仕事をした人、プライベートで親しかった人、親族などがスタジオに登場。スターの貴重なVTR、さらに昭和の世相を交えながらこれまで世に出なかったエピソードを紹介することで、新しい形の人物伝としてスターの人物像を浮かび上がらせていく。

越路は、戦中から戦後にかけて元宝塚歌劇団の男役トップスターとして活躍、1951年の宝塚退団後はミュージカルなどの舞台や映画女優としても才能を発揮し、日本のショービジネスを牽引してきた。今回は、そんな彼女と親交の深かった安倍寧(音楽評論家)、雪村いづみ、ピーターをゲストに招く。

歌手としても「愛の讃歌」「ラストダンスは私に」「サン・トワ・マミー」など、数々の名曲を、作詞家でマネージャーの岩谷時子と生み出し、多くの賞を受賞。特にシャンソンにおいては「日本のシャンソンの女王」と称された。このように、多才な彼女の活躍の陰にはどんな努力と苦労があったのか。盟友・岩谷との友情エピソード、そして「愛の讃歌」誕生秘話とは?

また、後輩の雪村が先輩“越路吹雪”の凄さを語る場面も。今だから話せるミュージカル舞台で起きた、思わず涙する感動秘話も明かされる。さらに、芸能界きっての越路ファンであるピーターが、“越路吹雪”の魅力を大いに語る。