お相手は松岡茉優!桐谷健太“人生初の両思い”役となるか?

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松岡茉優桐谷健太が繰り広げる爽やかなエンターテインメントドラマ『水族館ガール』が6月10日(金)22時よりNHK総合にてスタートする。1日からクランクンした同ドラマの取材会が、都内のしながわ水族館で行われ、松岡、桐谷が出席した。

木宮条太郎 の「水族館ガール」を原作とする同ドラマは、水族館を舞台にヒロインが生き物と悪戦苦闘しながら成長していく王道のドラマを軸に、人と人の心のつながり、いのちの重さ・尊さ、家族の大切さ、そして恋の行方など、見どころ満載で描きだす、笑と涙と感動の物語。

ヒロインで新人飼育員・嶋由香を演じる松岡は、「いま、わたしのうしろに2頭のイルカがいますが、彼らはうそをつきません。だから、本物のリアクションをしてくれたり、意思の疎通がとてもうまくいったりすると、いままで感じたことのない感情がお芝居の中で生まれて来ます。そして、一俳優としても成長させていただけるドラマだと思っています。動物が大好きな人も、あまり水族館に行ったことがないという人も、水族館がこんなにすてきなところなんだなって思ってもらえれば光栄です」と笑顔を見せた。

そして、同僚となる海獣課チーフ・梶良平を演じる桐谷は、「僕は、由香(松岡)を最初は怒って認めないという役柄。そして、その様子が変わってきて恋愛に発展するかもしれないという話なので、人生初の両思い的な……。なぜなら、いままで片思いの役しかしたことがないんです。だからものすごく新鮮ですし、イルカたちとも、お仕事しながらとてもいい経験をさせてもらっています。絵としてもとても楽しくすてきなものが撮れていると思うので、皆さんに楽しんでもらえるドラマになっていると思います」とアピールした。

【あらすじ】
ヒロイン・嶋由香(松岡)は大手商社に入社して三年目。しかし、ミスは多い、態度もなれなれしい、上司にはにらまれてばかり。ついには、系列のはまかぜ水族館に異動を命じられる。慣れたOL生活とは打って変わって、イルカや生き物たちと向き合う日々は、由香にとって初めてで、手探りのことばかり。哺乳類の中で人間の次に賢いといわれるイルカたちは手強く、それ以上に、生き物を扱ううえでは容赦ない先輩・梶良平(桐谷)やおたくで無口な今田修太(澤部佑)、姉御肌の吉崎一子(西田尚美)、さらにはクールな総務課長・倉野久幸(石丸幹二)や謎の館長・内海良太郎(伊東四朗)たちに鍛えられる日々は、まるで台風のよう。飼育担当になったイルカも、彼女にはそっぽを向く。それでも、持ち前の前向きな性格で壁にぶつかり、一癖も二癖もある飼育員たちの内面を知るにつれ、徐々に水族館飼育員の顔つきになっていくヒロイン。しかし、生き物を相手にしているこの仕事、決して慣れや気合だけでは解決できない事ばかりで……。