古谷徹「公安に任せてくれ」劇場版『コナン』が『名探偵安室』に!? 初日舞台挨拶に登場

シリーズ20作目となる劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』が、4月16日に公開。TOHOシネマズ六本木ヒルズにて初日舞台挨拶が行われ、江戸川コナン役の高山みなみをはじめとしたレギュラー声優陣、ゲスト声優を務めた天海祐希、コナンくんらが出席した。

テレビアニメ&劇場版シリーズが20周年を迎えるメモリアルイヤーに制作された本作は、これまでコナンの宿敵として登場してきた「黒ずくめの組織」との戦いが描かれており、ファン期待の作品となっている。舞台挨拶では、高山が「皆さまに支えられて第20弾。本日、初日ということで、とっても嬉しいです! ぜひ楽しんで下さい!」とコメント。続いて、FBI捜査官赤井秀一役の池田秀一は「初出演から15年くらい経ちますが、やっと皆さんと舞台挨拶をさせていただけて、やっとコナンチームの一員になれたような気がします」と感慨深げに語った。一方、公安の捜査官・安室透役の古谷徹は「天海祐希は公安がもらう!!」と、劇中のセリフをもじって会場を盛り上げていた。

また、これまでの劇場版『名探偵コナン』シリーズ累計の興行収入は、558.2億円。本作の公開で、600億円突破の記録に期待がかかっているということで、キャスト陣から作品のアピールが行われた。座長でもある高山は「みんなあのシーン見落としてないだろうね。すごく良いシーンがあったんだけど、瞬きした人いるよね。じゃあもう一回観ないと!」と真面目に語りかけた。一方で、池田が「赤井秀一はめったに出てこないので、また出てくるためにもお力をお貸し下さい」と、古谷が「やはりネットを使って、“『純黒の悪夢』最高だった。”“今まで観た映画の中で最高だった。”そして、“安室透がセクシーだった”と書いていただけると、これからも『コナン』が続けていけます」と冗談めかして笑いを誘うなど、ベテラン声優陣はさすがの対応を見せていた。

その後、「愛のこもったメッセージとともに、赤いバラを飾っていく」をコンセプトにした、コナンくんへのメモリアルメッセージボードが登場。天海が「ずっと観てました。あなたは若いままですが、私は随分歳をとりました。でも、これからも頑張っていきたいと思います。なので、コナンくんもいろんな方を幸せにしてください。これからもずっと続きますように、応援しています」とメッセージを送った。しかし、ここでも絶好調の古谷は「20年間、よく黒ずくめの組織と戦ってくれました。ほんとにご苦労様でした」と切り出し、「これからは公安に任せてくれたまえ。タイトルも『名探偵安室』に変わる」と茶目っ気たっぷりに語ると、コナンくんは「ちょ、ええ!? 番組変わっちゃう」と大慌ての様子だった。

そして、毛利小五郎役の小山力也が「いつも首元に(麻酔を)プチュっとやられて、首が凝って仕方ない(笑)。でも、眠らせてもらわないと仕事ができないんで、これからも首元にプチュっと刺してね!」と、毛利蘭役の山崎和佳奈が「私たちの大切な家族だからね。毛利探偵事務所に来てくれてありがとう。大好きだよコナンくん」と作品中の関係性さながらのやり取りを披露し、会場は大歓声に包まれた。

このほか、20作品目を記念したサッカーボール型のくす玉が登場。ヒモを引くと、集まった観客からのメッセージが書き込まれている垂れ幕が現れるというサプライズ演出が用意されており、登壇者たちも満面の笑みを浮かべていた。

[ストーリー]ある漆黒の夜、日本警察にスパイが侵入。イギリスの「MI6」、ドイツの「BDN」、アメリカの「CIA」など各国の諜報機関、さらにはFBIの機密データを持ち出そうとするが、間一髪のところで安室透(古谷)率いる公安が駆け付ける。スパイは車を奪って逃走。高速道路で安室とのデッドヒートを繰り広げ、他の車をも巻き込む大惨事になろうとしたその瞬間、スパイの車はFBI捜査官・赤井秀一(池田)のライフル弾に撃ち抜かれ、道路の遙か下へ転落していった。翌日、東都水族館へ遊びにきていたコナンたち。リニューアルしたばかりで大盛況の水族館の目玉となる巨大観覧車の下で、コナンは、ケガをして独りたたずむ容姿端麗な女性(天海)を発見する。見ると、その瞳は左右の虹彩色が異なる、通称“オッドアイ”だった。しかし、女性は自分の名前もわからないほどの記憶喪失状態で、所持していた携帯電話は壊れてしまっている。その記憶が戻るよう手助けをすることを約束したコナンたちは、そのまま一緒に過ごすことに……。