峯田和伸主演ドラマで麻生久美子が“ヤンキー顔”披露!?

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ロックバンド銀杏BOYZ峯田和伸が主演するプレミアムドラマ『奇跡の人』(NHKBSプレミアム、毎週日曜22:00)が、4月24日よりスタート。14日に渋谷の同局にて試写会が行われ、峯田をはじめ、麻生久美子住田萌乃、脚本家の岡田惠和が出席した。

同ドラマは、重いハンデキャップを克服したヘレン・ケラーと、彼女に光を与えた“奇跡の人”サリバン先生の実話をヒントに、ヒューマンドラマの名手・岡田惠和が大胆なアレンジを施して、笑いと涙いっぱいの感動物語を描く物語。主人公のダメ男・亀持一択には峯田。一択が恋する美しく哀しい女・鶴里花には麻生。目と耳に障害のある娘・鶴里海役は、『マッサン』でエリーの長女を演じた子役・住田。そして、3人を厳しくもあたたかく見守るアパートの大家・都倉風子を宮本信子が演じる。

峯田は、「撮影に入ってもう1か月たちましたけれども、嵐のように始まって、今は1日の撮影が終わると、もう頭が真っ白になって、家に着いて玄関でバタンってスイッチが切れて寝てしまうという毎日です。あともう1か月くらいですかね。多分実感のないままに本当にあっという間に終わってしまうんだなと思います。だから、なるべくきつい現場でも楽しもうと思って、そういうのを感じながら、麻生さん、萌乃ちゃん、他のキャストの皆さま、あと演出のスタッフの皆さんと楽しんで最後までやれたらいいなと思っております」とコメント。

麻生は、「第1話、今朝見させていただいたんですけれど、すごい続きが気になる展開で、とてもおもしろかったなと思いました。私は個人的に出産をしてから、子どもとちゃんと向き合う母親役というのをずっとやりたいと思っていまして、そういうのもインタビューでずっと答えていたんですけれども、今回初めてこのような機会をいただいて、すごくうれしかったですし、やりがいも感じています」と語った。

難しい役どころを演じた住田は、「演技をするとき、難しかったところは、怒っている時や、悲しい時に海ちゃんは声が出せないので、うなり声を出すところです」と振り返った。

脚本を担当した岡田は、今回のキャスティングについて、「最初に麻生さんにお願いすることにして、”ちょい元ヤン”みたいのが見たことなくて、ちょっと楽しいよね~みたいな話をしておりまして、実際”えぐいヤンキー顔”が見られたのがとても幸せです(笑)。亀持一択役は、企画している時から”銀杏BOYZの峯田君みたいな人”がいいよねって言っていたんですけれども、あてはまる人が見つからなくて、これはもうだめもとで本人にオファーしてみようという。連続ドラマの主演というのはおそらくされていなかったので、どうかなと思ったんですけれどもやっていただけることになって、今では本当にそれしかなかったという気持ちです」と明かした。

【あらすじ】
亀持一択(峯田和伸)は毎日をなーんとなく生きるだけの、うだつの上がらないダメ男。鶴里 花(麻生久美子)は過酷な人 生と闘うタフな女。ある日、一択が花に恋をした。花は目と耳に障害のある娘・海(住田萌乃)を抱え、日々の暮らしでさまざ まな困難に見舞われていた。そこで一択は考える。人生で何事も成し遂げてこなかった自分がいまやるべきことは、この母 娘の手助けをすることだと。そして、海に世界のことを教えてやりたい、海にとってのサリバン先生になりたいと思い立ち、 人生初の無謀な挑戦を始めるのだった。はたして一択は、海の「先生」になり、暗闇の先にある「世界」を教えてやることが できるのか? そして一択は、花への愛を貫いて「家族」となることができるのか――?

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