福山雅治が『SONGS』SPで少数民族とコラボ

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福山雅治が、3月25日(金)放送の『SONGSスペシャル 福山雅治 SONGLINE』に出演。同企画は、世界各国に残る音楽のルーツに触れながら、言葉や人種の壁を超え、音楽の力で世界中の人々とつながり、音楽の誕生の謎に迫る大型シリーズだ。第1回は「人はなぜ歌うのか?」をテーマに人類における歌の起源に迫る。

今回、去年、デビュー25周年を迎えた福山雅治が“音楽の源流”を世界各地に訪ねる。この番組は全編4Kで撮影され、複数年に渡る大型企画として放送される。上海メディアグループ、SMG Yunji Mediaとの国際共同制作を通じ、中国でも放送される。

福山が訪れたのは独自の文字を持たない2つの民族。まずはオーストラリア北部のアーネムランド。オーストラリアの先住民・アボリジニの聖地と言われる場所である。そこに暮らすヨルング族は今でも狩猟採集や移動生活を続けながら、神話やさまざまな言い伝えをつづった歌を大切に守ってきた。福山は今回ヨルング族のある家族を訪ね、水道もない伝統的な生活に触れながら交流を深めた。その中で福山はギター1本で歌を贈り、ヨルングの人々は福山のために一族全員(30人)で神聖な儀式を披露、言葉や人種の壁を超えた音楽による交流が実現した。

続いて訪れたのは中国の南西部・貴州省に暮らす少数民族、トン族。トン族はアボリジニと同じように独自の文字を持たないが、自給自足の農耕生活を営みながら、歌で民族の歴史や独自のラブソングを2000年以上に渡って歌い継いできた。今年2月、福山はトン族の結婚式を訪れ、あるカップルと出会う。2人はずっと歌で互い気持ちを伝えあいながら愛を育んできた事を知った福山、生活のさまざまな場面に深く関わるトン族の歌の世界を体験する。そして撮影最終日である祭りの日に、村中から300人が集まり福山のためにトン族の合唱、「トン族大歌」の大合唱が行われた。福山はギター1本で自らの歌とトン族とのコラボレーションを試み、大成功。福山の音楽と2000年以上の歴史を誇るトン族大歌による奇跡の共演が実現した。